羽山渓2 | 純天然洞窟の壁紙 | 岡山県高梁市

岡山県西部の山の中にある羽山渓。羽山第二隧道の出口にある駐車場で休憩していると、「穴小屋」という洞窟らしき案内看板があるのに気づきました。お寺によくある、洞窟を数メートル入ったら観音様なんかが祀られているアレかな、と思って周囲を探してみましたが、それらしき穴は見当たりません。
もしかしてコレ!?と思って岩と地面の間にある隙間を覗きこんでみると、奥に入って行けそうです。

[壁紙]洞窟 穴小屋洞穴 棲龍洞
[場所]岡山県 高梁市 成羽町 羽山 地図
[時期]2018年 春
[参考]高梁市
[読み]羽山(はやま) 高梁(たかはし) 成羽(なりわ)
【小写真】 羽山第二隧道

岩をくり抜いて作られたトンネルの脇に隙間があって、そこが天然洞窟の入り口になっています。

【壁紙】 穴小屋洞穴

たまたま持っていた100円ショップで買った懐中電灯を片手に、岩の隙間に屈みながら入っていくと、幅数メートルの穴が広がっていました。照明や通路といった人工物が何もない、 天然素材100%の洞窟です。

【壁紙】 穴小屋洞穴

洞窟は どんどん奥に続いています。カメラのフラッシュのおかげで明るく見えますが、実際は懐中電灯が照らす わずかな範囲以外は真っ暗。洞窟がカーブして出口が見えなくなると真の闇!外音ゼロ!ついでに どこからかキィエェーーー とつんざくような何かの鳴き声!な隔絶世界。
もし懐中電灯の明かりが消えたら、どっちが出口なのかも分かりません。これ以上進んで何かあったら戻れない・・・人生数度目の、全身で感じる本能の恐怖を味わったので引き返しました。

【壁紙】 穴小屋洞穴

洞窟内には日本庭園のようになっている所も。この洞窟は棲龍洞とも呼ばれているようで、なるほど、な光景でした。

「 穴小屋洞穴 」への車で訪れ難度 (2018年春現在の情報です)

高梁市街から羽山渓に向かう県道300号線は1車線しかない譲り合い道路です。途中にあるトンネル(羽山第二隧道)の高さは2.5メートルで、大型車は通れません。隧道の北西側の出口に数台分の駐車スペースがあり、そこに車を停めます。

「 穴小屋洞穴 」の徒歩難度 (2018年春現在の情報です)

羽山第二隧道の北西側の出口のところに駐車スペースがあり、そのすぐ脇が洞穴の入り口です。洞穴に入ったら自己責任の世界で万全装備を。スマホのナビがあるから大丈夫ですって? 洞穴の入り口でもドコモの電波は届きませんでした。また、洞穴周辺には店も民家もありません。

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